【必読】行政書士の自宅開業についての考察(1)メリットとデメリット

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行政書士として開業する、となった時に必ずついて回る問題が「自宅開業にするか、事務所を借りるか」という2択です。

費用面、対外的な対応、作業スペース的な問題、モチベーション維持管理など、様々な観点が自宅開業にするか外部に事務所を借りるべきかの判断基準になりますが、まずは自宅開業のメリット・デメリットから見ていきましょう。

自宅開業のメリット・デメリット

メリット

家賃がかからない

自宅開業は様々なメリットがありますが、一番大きいのはやはり家賃を抑えられるという点です。事務所を借りるとなると、敷金・礼金が数カ月分といったもありますし、初期投資で数十万円かかってしまいます。また維持費としても毎月の家賃に加え、電話回線や水道光熱費など、合計すると10万円単位でのお金がかかってくるのです。事務所維持の家賃に関わる初期費用、維持費用が抑えれるのが最大のメリットと言えます。

移動時間がなくなり、労働時間が伸びる&交通費が節約できる

私自身自宅で開業しましたが、このメリットはかなり大きいと感じていました。会社員の場合も同じですが、自宅と職場との移動に片道30分以上、往復だと1~2時間程かかっている人はたくさんいます。自宅開業の場合は、この1~2時間を仕事に充てることができます。また、その分交通費もかかりませんので、移動時間がなくなる分仕事の時間を増やすことができます。

自分のペースで、いつでも仕事ができる

開業したての頃は仕事がないかもしれませんが、事務所が軌道に乗ってきた場合、その仕事の期限が近いときなどは夜中まで仕事をせざるを得ない状況がでてきます。こうしたときに、自宅開業の場合は、終電の時間などを気にすることなく、夜中まで仕事をしたり、自分のペースで仕事をすることができます。

食費が浮く

食費に関しても外食をせずに済むので、料理が出来る方なら気分転換がてら自炊すれば食費も抑えられるしで一石二鳥です。

デメリット

自己管理(だらけないこと)が難しい

まず第一のデメリットとして、自己管理が上手でないと仕事を続けるのが難しい、という側面があります。自宅の場合、これ本当に難しいです。というのも自宅開業の場合、どうしても仕事空間とプライベート空間が極めて近い・同じという状況になります。自宅だとどうしてもダレてしまう・集中できないというタイプの人の場合、そもそも仕事が進まなかったり、だらだらと過ごしてしまいがちになります。そうなると自己嫌悪に陥ったり、仕事をする時間になってもなかなか起きれなかったり、仕事をしようにもネットサーフィンをしてしまったり、仕事に集中もできず営業にも身が入らず、仕事もろくに入ってこないという状況のまま廃業してしまう人も結構います。

仕事とプライベートの区別がつけられず、休まらない

自宅で仕事ができる場合でも、仕事に自宅にいてもずっと気持ちが休まらなかったり、気分転換が出来なくなりストレスが溜まりやすくなりがちです。特に時間の区切りがなかなかつけられず、休みの日や営業時間が終わった後も延々と仕事をしてしまうと、ノッている時はよくても後々ストレスになってしまったりします。

自宅の住所がバレる、自宅に訪問された時に辛い

自宅開業の場合、当然事務所の所在地は自宅になりますので、住所を調べられた時にそれが自宅とわかってしまいます。男性ならまだいいのですが、女性の行政書士さんの場合など特に信用以前にセキュリティ・プライバシーの観点から危険な場合がありますね。

また、Webサイトなどに住所を記載していると行政書士事務所ということでアポなしで来られる方も当然いらっしゃいますので、そういった場合に完全な自宅だと打ち合わせ対応もできません。

対外的な信用問題〜依頼者に自宅開業だとわかると信用されないことがある

特に独立開業の行政書士は信用が全てといっても過言ではありませんので、事務所を構えているということはそれだけでも信用に値します。例えば法人相手の場合などは特に仕事をほっぽりだされてはかないませんから、「事務所を構えて覚悟を持ってやっているか」「安定してやっていけてるか」などの実績としてきちんとした事務所があるかどうかが信用の判断になる場合が結構あります。

自宅兼事務所であっても、持ち家で看板が掲げられる、自宅スペースと業務スペースが別れていて体裁が保てる場合は別ですが、大抵の行政書士は独立開業の時点で持ち家を持っていることなどありませんので、一般的には顧客イメージにはマイナスだと言えます。

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