行政書士として独立を目指しています!という人の中でも必ず成功する人・しない人がいます。行政書士として絶対成功しないだろうな、という人には共通した特徴があります。
目次
成功しない行政書士の共通点
1.誠実さ、コミュニケーションの欠如
まず仕事ができるできない、営業できるできないに関わらず、行政書士言う仕事は必ず依頼者とのやり取りや役所や官庁担当者との発生します。にも関わらず、
- 上から目線の対応をする人
- 質問に対してきちんと回答出来ない人
- 業務上のミスや自分の非を絶対に認めない人
- 他人のせいにする人
と、こういった行政書士さんは、結構な数見受けられます。
資格さえ取ればOKと勘違いしているのでしょうか。
こういう方には自分が協業するときにも絶対に仕事はお願いしたくないですし、ご紹介もしません。行政書士で成功するしない以前の問題ではないでしょうか。お客さんであれ、店員さんであれ、家族であれ、どんな人にも誠実に真面目に対応できるように、人格の面からも自分をしっかりとしましょう。
2.向上心の欠如
実務能力向上への努力を怠っては行けない
行政書士になる前から行政書士事務所に出入りして仕事をしていたり、補助者として行政書士実務に関わっていたならいざ知らず、試験に合格したての頃はほとんどの行政書士が、実務経験が豊富とは言えないわけです。
ではどうすればいいか、というと、そこから勉強したり少しずつ実務を積み重ねることで、各種許認可・書類作成に対応できる実務能力を高める継続した努力が、行政書士として成功するために、最も重要です。
営業・マーケティング面でも工夫や試行錯誤が必要
また、これは行政書士の実務能力だけでなく、営業・マーケティング面でも同じことが言えます。
仕事を作る上でオーソドックスかつ最も重要な方法はインターネットによる集客であり、そのために最も重要なのは自分の事務所のホームページのコンテンツを活用して、SEOで検索順位をあげて良質なお問い合わせが来るようにすることです。
それくらい、自社ホームページは重要な集客ツールであるにも関わらず、行政書士として独立開業した方の多くのホームページは、対してページ拡充もされずに放置されているホームページが多数存在しています。
- ホームページは作成されているが、数ページしかコンテンツがない
- 見に来るお客様によって見やすいように整理されていない
- そもそも見に来るお客様が知りたい情報、役立つ情報が載っていない
もし、上記のようなHPの状態で、コネもなく本気で行政書士として成功しようと思っている方がいるとしたら、成功の確率は、著しく低くなると認識すべきでしょう。
「行政書士として独立しても食べていけない」などといった言説が流布される原因の1つが、こういった営業努力の不足によって集客が出来ていないのを、資格のせいにしている行政書士が圧倒的に多いことです。
3.最後は人
向上心・プライドがある人、自分に自信がある人は、人のせいにはせず、何かあっても自ら学習・吸収し、上を目指そうとします。行政書士にしろ別の仕事にしろ、大事な人をお客さんとして紹介する場合、専門性、実務能力、価格ももちろんです、やはり一番の決め手は「その人にまかせて大丈夫かどうか」です。
人として尊敬できない、信頼できない人の元には仕事は集まりませんし、助けを求めてもらうことも、話を聞いてほしいという方も来ません。
上辺ではない人格であったり、人間力というのは、後天的にでも鍛えられます。向上心を持って、少しずつでも毎日の習慣の中で自分を高めていきましょう。